さつまいも生産情報

さつまいもは関東周辺と四国・九州が産地です。
千葉県は、作付面積では鹿児島県・茨城県に次ぐ全国3位ですが、鹿児島県も茨城県もデンプン加工用が多いため、生産額では千葉県が全国1位となります。

産地

千葉県成田市(旧大栄町)は全国有数の産地

県内で特に生産額が多いのが成田市や香取市です。
成田市でさつまいも栽培がこれほど盛んなのは、土壌や気候が適していることのほかに、昭和60年頃からベニアズマという品種が急速にこの地区に普及したことが挙げられます。
甘みが強く食味がよいベニアズマは、収量性が優れている上に栽培しやすい長所も持ち合わせており、今や関東地方の主要品種となっています。

品種

ベニアズマが中心

ホクホクとした食味と鮮やかな紅色が特徴のベニアズマが、市場に一番多く出回っています。
その次に紅小町・高系14号などが続きます。
さつまいもは品種によって肉質も糖分の量にも違いがあるので、その特徴に応じて使い分ければ、よりおいしさを引き出すことができます。
甘みの強いベニアズマや紅小町・高系14号は天ぷらや、ふかして食べる時に。
アクの強い紅赤はきんとんや煮物に。
珍しいところでは、皮が白いコガネセンガンが焼きイモに向く品種として出回ることがあります。
肉色が濃いだいだい色のベニハヤトはアイスクリームなどの製菓用に、ふかしても甘くならないサツマヒカリは加工食品向けに使われます。

減農薬栽培

農薬をほとんど使わずに作れる農作物

さつまいもは農薬をほとんど使わずに作れる数少ない農作物です。
いもが地下にあるために病虫害に強く、また風水害の影響を受けにくいためです。
農薬を使う場合は、葉が病虫害に冒された場合だけです。この場合でも、地下にあるいもには直接 農薬がかかりませんので安全です。
また、肥沃な土地よりも荒れた土地を好む作物ですから、環境問題となる過剰な化学肥料を与える必要もありません。
さつまいもは地球環境にも優しい、安心して召し上がれる農作物です。
 

石橋商店は、地元の農産物を全国の市場へ出荷しています。

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